カシオ企業年金基金の概要

代行返上について

代行返上とは

「代行返上」とは、厚生年金基金が国に代わって運営している代行部分(厚生年金の報酬比例部分)の給付義務を国へ戻すことをいいます。
国へ基金から戻した代行部分に係わる従前年金は基金に代わって国から支給されますが、金額は全く変わりません。
代行返上後は新しい「カシオ企業年金基金」を設立し、そこで代行部分を除いた上乗せ部分(加算年金や基本プラスアルファ部分)の給付義務を引き継ぎました。
「カシオ厚生年金基金」は平成17年3月1日付、「カシオ連合厚生年金基金」は平成16年12月1日付、国に代行返上し、純粋に企業年金のみを運営するカシオ企業年金基金、カシオ連合企業年金基金に変わりました。
また、「カシオ企業年金基金」「カシオ連合企業年金基金」は平成20年10月1日に統合し、カシオ企業年金基金となりました。


代行返上


代行返上の有無に係わらず既に裁定された年金額に変更はありません。


既に裁定したカシオの年金額=
                国の代行部分の年金額+カシオ企業年金基金の年金額




代行返上後の「基本年金のプラスアルファ部分」の支給方法

終身年金の「基本年金のプラスアルファ部分」に代え、ご本人の選択により現行の終身年金の他に「一時金」または「5年有期年金」に変更できます。既に、皆様に選択していただき、希望に従った新しい年金として裁定しました。


    【1】一時金
    【2】5年有期年金(老齢給付金8)
    【3】終身年金(現行通り)(老齢給付金7)


注意)裁定した「終身年金」から「5年有期年金」へ変更できますが、逆に裁定した「5年有期年金」から「終身年金」には変更できません。



■基本年金のプラスアルファ部分の受取方法の選択肢

基本年金のプラスアルファ部分